最近耳にする機会が増えてきたiDeCoですが、いまいちよく分かっていない方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではiDeCoの簡単なおさらいとiDeCoのメリットを4つご紹介します!
これを読めばiDeCoに対するぼんやりとした不安がなくなりますよ♪
iDeCoを簡単におさらい
iDeCoは一言で言うと『自分で年金を積み立てる制度』です。
※正式名称は個人型確定拠出年金
iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。 公的年金と異なり、加入は任意で、加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。
厚生労働省
簡単にいうと、自分で加入し、自分で運用し、自分で受けとる年金制度ということです。
公的年金だけでは老後が不安。。という方は、公的年金とiDeCoを組み合わせることでしっかりと老後に備えることができます!
iDeCoのココがすごい!
そうはいってもiDeCoって何がすごいの?メリットあるの?と思いますよね。
iDeCoは国が推奨する制度なだけあって、働き盛りの世代には嬉しいメリットがたくさんあります。
もちろんデメリットもあるのですが(他投稿で解説します)、老後資金を積み立てる目的だけでいえば間違いなくiDeCoが最強でしょう。
節税効果がある
iDeCoには3つの節税効果があります。
積立時:掛け金が全額、所得控除
運用時:運用益が非課税
受取時:一定額が非課税
やはりこれがiDeCo最大のメリットです。
税金を払っている方なら、節税しながら資産運用ができる。まさに一石二鳥です。
商品が選びやすい
資産運用に慣れていない方がまず躓くのが商品選びです。
膨大な商品の中から自分に合ったものを選ぶのはかなり労力が入ります。
しかしiDeCoならある程度商品が厳選されているので、それぞれの運用方針に合わせて選びやすいです。
最近はiDeCoについて紹介しているブログやInstagramも多いので、それほど商品選びには苦労しません。
iDeCoで運用できる商品は大きく分けて2つ。
- 元本保証型(定期預金、保険商品)
- 投資信託
また、金融機関によって選べる商品が異なるので、金融機関選びは重要です。
商品の買い替えができる
iDeCoでは商品の買い替え(スイッチング)ができるので、その時々の状況に応じて柔軟に対応することができます。
例えば、
投資商品A,B,C,Dを25%ずつ購入
↓一年後
商品Cが値上がり、Dが値下がりした結果、Cの割合が増え資産配分が崩れた
↓スイッチング
Cを売って、Dを購入
こんな感じで、“高く売って安く買う”という投資の鉄則を意識せずに行うことができます。
転職、退職時に年金資産を持ち運べる
今後転職や退職などをした際に課税されずに持ち運べ、掛け金を積み立てた期間は勤続年数として通算されます。
これは後々退職金を受け取る際の退職所得控除でも有利に働きます。
例えば現在、会社員として企業年金を積み立てている方でも、自営業になったタイミングでこれまで積み立てた資産をiDeCoに移管し、継続して資産運用ができます。
まとめ:iDeCoを始めるなら今
そうはいってもなかなか始められないのがiDeCoなんですが、働き盛りの方は特にメリットが大きいので早めに始めることをお勧めしています。
つみたてNISAなども資産形成にはとても効果的ですが、節税しながら強制的に貯められるという点はNISAにはない利点です。
あと一歩のところで悩まれている方は、ぜひこの機会に資料請求だけでもしてみてくださいね♪
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