【入りすぎは逆効果】FPが教える知っておきたい保険の役割2つ

保険はさまざまなリスクに備えるためのものですが、入りすぎも良くありません。

中には公的保障でカバーできるものもあるので、まずは保険の役割を把握し不足する分だけ保険に加入しましょう。

この記事では、保険の役割2つとその種類について解説していきます。

これを読めば、賢い保険の活用方法がわかります。

目次

「ヒト」に対する保障

一つ目はまさに自分や家族に対する保障です。

これを一般的に生命保険といい、死亡や病気・怪我をした場合などに備えて加入します。

生命保険の種類は以下のものがあります。

生命保険の種類
  • 終身保険
  • 定期保険
  • 医療保険
  • 養老保険
  • 学資保険
  • 個人年金保険 etc,

しかしこれらは公的保障でカバーできる場合も。

・高額療養制度 ・障害年金
・遺族年金 ・老齢年金

さらに会社員なら、

・傷病手当金 ・失業手当
・休業補償給付

などがあります。

「モノ」に対する保障

二つ目は人ではなくモノに対する補償です。

主にモノが壊れた場合などの損害を補償してくれます。

これを一般的に損害保険といい、代表的な損害保険は以下のとおりです。

損害保険の種類
  • 火災保険
  • 地震保険
  • 自動車保険
  • 医療保険
  • 障害保険 etc,

※医療保険、がん保険、介護保険などは生命保険・損害保険どちらでも取り扱いがあります。

ざっくりとした役割の違いは以上になりますが、生命保険と損害保険では受け取れる保険金の性質にも差があります。

生命保険…一定額が支払われる「定額払い」
損害保険…実損額が支払われる「実損払い」

保険と貯蓄の役割の違い

保険の役割を2つご紹介しましたが、次に貯蓄と保険の役割の違いを解説していきます。

たまに保険と貯蓄をごちゃ混ぜにしてしまっている方がいるので気をつけてくださいね。

まず、保険と貯蓄ではその役割が大きく異なります。

貯蓄:将来の出費のために「貯める」
保険:不測の事態に「備える」

保険は不測の事態が起こったときに、いつでも一定の保険金がもらえます。

しかし貯蓄では、早い時期に何か合った場合、十分な蓄えが用意できていない場合がほとんどです。

そのため、貯蓄するから保険は要らないという考え方はとても危険なのです。

まとめ:保険を賢く活用しよう

公的保障はありますが。それでも不十分な場合や、損失が高額になるものに対しては保険を活用すると良いです。

  • 死亡保険
  • 火災保険
  • 自動車保険 など

最優先にすべきは上記の保険ですが、他の保険が不要というわけではありません。

その人の状況により、必要な保険は変わるのでその点についても今後詳しく解説していきます。

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